薬剤師の転職にはコンサルタントを利用したほうがいいですか?
コンサルタントを利用すると以下のようなメリットがあります。
これらに価値を見出すのであれば利用するべきです。
情報の取捨選択が容易になる
まず「情報の取捨選択が容易になる」ということについてですが、コンサルタントを利用すればコンサルタントに情報の取捨選択をしてもらうことができます。 一般的な求人サイトでは条件検索にフィルターをかけることができますが、コンサルタントであれば転職希望者の細かい条件をニュアンスまでくみ取ろうと動いてくれます。 その上で、その転職希望者の条件の優先順位を一緒に考えたり、その時点の転職市場の動向を聞きながら方針を決定したりできます。 つまり転職希望者は、より緻密な条件設定のもと転職活動を行うことができるのです。
非公開の求人情報を得られる
次に「非公開の求人情報を得られる」ということです。 薬剤師の求人には、応募の殺到を避けたい、求人枠が少ないという理由で転職サイト上に公開しない求人があります。 こうした求人は、コンサルタントのみに情報が出回るケースがほとんどです。 後悔されている給与よりも高い給与で働けるという案件もあります。 コンサルタントを利用すれば、非公開の求人情報を共有してもらえるというメリットも、見逃すことはできません。
視野が広がる
また「視野が広がる」ということについてですが、コンサルタントを利用すれば思わぬ会社と良い出会いがあるかもしれません。 薬剤師の転職市場を知り尽くしているコンサルタントがアドバイスしてくれるので、調剤薬局やドラッグストアだけでなく、薬剤師の資格を活かすことのできる一般企業を紹介してもらえます。 他にも面談を行う中で、それまで転職希望者が意識していなかった「条件」や「希望」を引き出してくれることもあります。 さらに転職希望者の状況によっていは正社員、パートだけでなく、何か別の事をしながら働きたい方には派遣という働き方を提案してもらえる事もあります。
職場環境の情報が分かる
最後に「職場環境の情報がわかる」ということもメリットのひとつです。 求人サイトをはじめとした求人広告はあくまで広告であり、一方的に情報を与えられることがほとんどです。 しかしコンサルタントを利用すれば、過去に転職した人の役に立った「職場やその周辺の雰囲気」、「定着率」、「残業時間」などの情報を教えてもらえる場合があります。 つまり、求人広告を読むだけでは分からない情報が手に入るということです。
自分ですべて選びたいという転職希望者には向いていませんが、選別された情報を理解した上で転職先を選びたいという人には有効な手段であるといえます。
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監修者のご紹介
- 星野 匡宣(薬剤師)
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1998年、昭和薬科大学卒。多摩大学大学院にてMBA取得。
調剤薬局チェーンにてマネージャーを経験後、2009年にファーマリンクに入社。現在は、2023年にファーマリンクと合併したブラン・ド・ブランの執行役員。キャリアカウンセラーとしても活躍中。
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